大雪山国立公園

旭岳ビジターセンター多言語展示ガイダンス

大雪山の植物

北海道は、氷河期には北はサハリン(ユーラシア大陸)、東は千島列島、南は本州と繋がっていました。そのほぼ中心に位置する大雪山は、それぞれの地域に由来する多くの植物が生育していたと考えられています。また、大雪山には、地形や斜面の向きなどによって、風衝地・雪田・湿原などの条件の異なる多様な高山環境があり、それぞれに適した高山植物が生育しています。そのうち、ホソバウルップソウなど7科11種が大雪山固有の植物と考えられています。